このブログは、「京湯元ハトヤ瑞鳳閣」のスタッフブログです。
創業70年、京湯元ハトヤ瑞鳳閣グループは京都駅前のホテル運営・和食レストラン4店舗を展開。
京都を観光されるお客様に安心と満足をご提供いたします。
今回ご紹介するのは・・・「京の冬の旅」。
延期されていました「京の冬の旅」が3月1日より順次開始されることとなりました。
毎年京都では、年明けの1月10日前後から通常では拝観できない「京の冬の旅」非公開文化財特別公開が催されます。
毎年拝観できる寺社仏閣が変わり、通常非公開の文化財が期間限定で特別公開さるので、毎年この特別公開を楽しみに京都へ来られる観光客の方も多く人気があります。
ハトヤ瑞鳳閣グループの京料理「花ごころ」では「京の冬の旅」特別拝観と昼食がセットになったプランをご用意しております。
今回の食事付き「京の冬の旅」特別拝観プランは、慶長8年(1603年)、尾張藩の家老・石河光忠が父の菩提を弔うために建立した妙心寺の塔頭寺院での拝観と、京料理「花ごころ」で京のおばんざい御膳をお召し上がりいただけます。
江戸時代再建の客殿と書院のほか、庫裏、表門の4棟が京都府の文化財に指定。
本尊・釈迦如来像を祀る客殿には、江戸時代末期から明治初期にかけて活躍した漆芸家で蒔絵師の柴田是真が20代の頃描いた襖絵72面が残ります。
愛らしい猿を描いた「滝猿図」や中国・唐代の武将を題材にした「郭子儀図」「稚松図」「山水図」など、部屋ごとに異なる題材で、下間前室の「四季草花図」では向日葵が描かれているのが珍しいです。
2020年に4月には、柴田是真が残した下絵を元に、宮絵師・安川如風が3年がかりにで描いてきた40種類以上の「花の丸」の襖絵18面が完成予定で、今冬が初公開となります。
拝観期間延長に伴い、本プランも販売延長いたします。
2021年3月5日(金)公開開始~4月11日(日)まで延長
※3/1~4・19~21・29は終日拝観休止、4/11は13:00~の公開となります。
※各催しにつきましては、場所によって実施期間が異なりますので、事前にご確認ください。
春夏秋冬、四季折々の雰囲気を楽しめる京都ですが、私が好きなのは、冬の京都です。
人気シーズンは全国から多くの観光客が訪れますが、冬の京都ならいつもは混雑している有名観光エリアも比較的人も少なく、ゆったり・ゆっくりと過ごせます。
普段はみることのできない京都の文化財を御覧いただける貴重なイベントでもある「京の冬の旅」は毎年恒例の非公開文化財の特別公開です。
行政として日本に初めて京都市に「観光課」が設置されてから90年となる記念の年となりました。
ぜひとも、ピーンと張りつめた冬の京都をお楽しみください。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で途中開催を中止しておりましたが、再開となりました。
日程につきましては、事前に「京の冬の旅」公式サイトをご覧いただければと思います。